院長コラム「スキンケアを頑張っているのに、肌が安定しない」そんな時はどうすればいいの?
「スキンケアを頑張っているのに、肌が安定しない」

「毛穴・小ジワ・ハリは…結局どうしたらいいの?」
そう感じるとき、原因は表面(角層〜表皮)だけでは説明できないことがあります。乾燥・ごわつきは表面の調子で変わりやすい一方、毛穴・小ジワ・キメ・ハリは、肌の“土台”である真皮の影響が大きくなります。
真皮リジュビネーションとは
私が大切にしているのは、「表層を整える」→「土台(真皮)を育てる」→「メンテナンスで落とさない」という順番の設計です。真皮リジュビネーションとは、真皮のコラーゲン・エラスチンなど(肌の骨組み)を、刺激量を管理しながらゆっくり立て直す考え方。強くやれば早い、ではありません。年齢や生活習慣など肌状態によって、治療内容もペースも人それぞれです。
土台が整い炎症が落ち着いた肌は、色ムラ(シミ・くすみ)が出にくく、安定しやすいと当院は考えています。色ムラに関わるメラノサイト(色素を作る細胞)は表皮にありますが、その働きは表皮だけで決まりません。乾燥や慢性的な刺激で肌全体がゆらぐと、色ムラも出やすくなることがあります。だからこそ、季節の変わり目でもブレにくい肌を目標に設計します。
ひらかわ美容診療所の〈つや育〉:複合的に組み立てる治療設計
当院では、真皮に働きかける治療(真皮リジュビネーション)として
コラーゲンピール/ララドクター(下地づくり)
レーザーシャワー(肌質の底上げ)
年明けに導入予定の新しいレーザーによるフラクショナル(毛穴・小ジワ・キメ)
HIFU(シャワー/ブースター:ハリの底上げ)
肌育治療ジャルプロ(2026年1月開始予定)
を肌状態に合わせて組み合わせます。
そして忘れてほしくないのがスキンケアです。スキンケアはおまけではなく、肌の土台を整え、必要な成分を必要なタイミングで届けるための「毎日の治療」です。
進め方の目安としては、最初の約半年は表層治療を軸に、真皮治療を併用しながらゆらぎにくい状態を作ります。状態が安定したら、2〜3ヶ月に1回程度のメンテナンスへ。日焼け止めと保湿は、治療効果を育てて守る工程です。
この“複合的に治療を組み立てる”考え方を形にしたのが、当院の💎つや育💎です。
その時の肌状態に合わせて、必要な治療を必要な強さで組み合わせ、無理なく積み上げます。
あなたはどれに近いですか?
①毛穴・キメ:表層を整え→レーザーシャワー/フラクショナルで積み上げ
②小ジワ・ハリ:表層の安定化→HIFUシャワー/ブースターで底上げ
③色ムラ(くすみ・肝斑が気になる):刺激管理を最優先に、順番と強さを設計
④何から始めるべきかわからない:肌診断で“今の最短ルート”を整理します
「肌は、育てるほどに応えてくれる」。💎つや育💎で一緒に整えていきましょう。